【要約&書評】あなたのお金の常識が変わる貯まる技術

要約&書評
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お金を貯めようとしているけど、全然貯まらないことってありませんか?

消費経済ジャーナリストで20年以上、『マネープラス』『レタスクラブお金の本』『レタスクラブ』『ESSE』『Caz』などのマネー記事を編集し、複数の雑誌で副編集長を務めたことのある松崎のり子さんが書かれた「お金の常識が変わる貯まる技術を読むと簡単に解決できます。

ごく簡単な方法「やめる」ことが紹介されているからです。

本書を手にしてくださった方に「お金を貯めるって、楽しいことなんだ」と感じていただければ、それが一番の喜びです。

お金の常識が変わる貯まる技術より引用

そこで今回は松崎のり子さんが書かれたお金の常識が変わる貯まる技術」を紹介したいと思います。

「たった100円ならいいか」と思うのをやめる

物の値段を安く感じさせる方法として、分割した金額を表示するものがあります。

「支払金額は1日あたり100円です」と聞くと、まあいいかと思うかもしれませんが、1か月では3,000円、1年だと36,500円にもなります。

通販番組でよく見るのが、「1回あたりわずか4,000円のお支払い」というものです。

でも小さい文字で24回払いという文字が書いてあります。

利子などを無視して、単純計算で96,000円支払うことになります。

数字は信用できそうで実は曖昧です。

もし、こういった言い回しを聞いたら、必ず「本当はいくら払うことになるのか」を冷静に考える癖をつけたほうが良いです。

具体的な数字を示しているので、分かりやすかったです。

初めにトータルの金額を表示して、「分割払いなら1回あたり、〇〇円です」と言います。

そのお得感を出して、買わせるのが常套手段です。

分割払いの場合、基本的に利子がかかります。

利子分を多く払うことに納得をして買う場合はよいですが、知らないで買ってしまう人もいます。

利子を払うために、今よりも多く残業をしなければならないと思うと、冷静に考えることができます。

そうすれば騙されなくなります。

FAR
FAR

定時で帰ってブログを書きたいので、分割払いはしないようにします。

自分の「お金の使い方」と真剣に向き合う

お金が貯め上手な人は、先取り貯蓄をしています。

収入から貯蓄する額を先取りし、残りのお金の範囲内で生活をしているからです。

残りのお金の範囲で生活費を収めるちょっとしたコツは

◎先取りで積み立てする額は、少額からはじめる

◎1日に使えるお金の範囲で買い物する癖をつける

◎「あといくら使えるか」を意識する

◎予定外の出費に備えるための「予備費」をつくる

◎自由に使える”楽しみ”のためのお金をキープする

お金の常識が変わる貯まる技術より引用

このなかで重要なことは、使えるお金の金額を認識することです。

この値段を払ってもよいか、本当に必要なのかと、これまで以上に悩みます。

次第に自分の適正金額や判断基準が出来上がり、むやみな浪費はしなくなり、後悔する買い物も減ってきます。

使えるお金の金額を認識する具体的な方法が書いてあると、親切だと思いました。

使えるお金の金額を認識するとは今、お財布にあるお金の金額を認識することではないです。

使えるお金の金額を認識する方法の一つとして、自分の時給から何時間働かなければならないかを計算する方法があります。

例えば、時給1,000円の人が10,000円のものを買う場合は

10,000円÷1,000円=10時間

となるので、この10,000円のものを買うことと、10時間の労働とつり合うかを考えて使えるお金を認識できます。

FAR
FAR

他にも総資産の何%までは買う余裕があるとか、株式の配当でそれを買うのに、必要な投資元本を計算する方法もあります。

また、FIRE(経済的自立と早期リタイア)が何年遠のくかを考えても面白いです。

定期預金に預けるなら1年ものを選べ

金利が高めの定期預金に預け入れをする場合は、1年満期の定期預金を選ぶのがおすすめです。

一つ目の理由は、ボーナス時期に実施されるキャンペーン金利は、1年満期の定期預金の金利が高めに設定されていることが多いからです。

二つ目の理由は、もし今後、物の価値が上がり少しでも預金金利が上がることがあるとします。

その場合は、金利が満期まで変動しない定期預金に長期間預け入れをするのは不利になるからです。

新しく定期預金に預け入れをするなら、ボーナス時期に実施されるキャンペーン金利のときがいいです。

2年ものの定期預金が何口かありますが、1年ものと金利が変わらないので、いずれは解約をして投資に回そうと思っています。

投資をする理由はリスクがありますが、定期預金の金利よりも利回りが大きいからです。

今後、物価上昇により預金金利が上がる可能性があるのは、盲点でした。

ネット銀行で1年物の定期預金を設定しているのは、急に解約をする可能性があるからです。

預金金利が上昇をした場合にうまく乗り換えられそうです。

FAR
FAR

ネットに定期預金のランキングが載っているから、ボーナス時期の前に調べるとよいです。

漱石
漱石

銀行口座を開設するのは面倒くさいので、よく調べたほうがよいです。

まとめ:あなたのお金の常識が変わる貯まる技術とは

今回は松崎のり子さんが書かれたお金の常識が変わる貯まる技術」を紹介しました。

  • 「本当はいくら払うことになるのか」を冷静に考える癖をつけたほうが良いです。
  • 自分の適正金額や判断基準が出来上がり、むやみな浪費はしなくなり、後悔する買い物も減ってきます。
  • 金利が高めの定期預金に預け入れをする場合は、1年満期の定期預金を選ぶのがおすすめです。

本書を手にしてくださった方に「お金を貯めるって、楽しいことなんだ」と感じていただければ、それが一番の喜びです。

お金の常識が変わる貯まる技術より引用

今回ご紹介した松崎のり子さんが書かれたお金の常識が変わる貯まる技術」に興味がある方は是非、手に取って見て下さい。

最後まで見てくれてありがとねzzz.

それではまた。

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