あなたはマーケティング力がありますか?
マーケティング力がないなら、ダン・S・ケネディさんが書かれた「究極のセールスレター」がおすすめです。
この本には、売れる文章を書くコツが書いてあるからです。
-顧客が抱える問題に共感をもち、解決策を提案するといった親身な態度で使っていただく限り-必要な商品を、必要な顧客に届けるための最高のツールになろう。
究極のセールスレターより引用
そこで今回は翻訳された著書に『究極のマーケティングプラン』『大金持ちをランチに誘え!』『常識の壁をこえて』『悪魔の法則 ビジネス版』などがあるダン・S・ケネディさんが書かれた「究極のセールスレター」を紹介します。
お客を「しっかり」理解する
お客を説得し、関心をもってもらい、買ってもらうにはそのお客を理解することが必要です。
お客を理解すればするほど成功に近づくからです。
本書著者のダン・S・ケネディさんが主催するセミナーでは、お客や見込み客に関する質問のリストを提供しています。
マーケット分析とプロファイリングの鋭い質問10
□1 お客が抱えている、夜も眠れないくらい心配な消化不良の問題は何か
□2 お客は何に不安を感じているか
□3 お客は何について、誰に対して、怒っているか
□4 お客の毎日の不満の上位3つは何か
□5 お客のビジネスあるいは生活上の、いまの風潮とこれから起こる風潮はどんなものか
□6 お客が密かに一番熱望しているものは何か
□7 お客の意思決定の仕方に、特有の傾向はあるか(例えば、技術屋=非常に分析的など)
□8 お客の使う専門用語はあるか
□9 同じようなものを売ろうとしているのは他にどんなところがあり、どのように売ろうとし ているのか
□10 同じようなものを売り込んだのはどんなところで、なぜ失敗したか
究極のセールスレターり引用
見込み客・クライアントはどんな人物か、何を望んでいるのかをしっかり突き止めないと、他のすべての努力がムダになります。
私のブログでは、40代後半の男性をターゲットにして、本の要約と書評を書いています。
ターゲット層である自分や、知り合いを理解することがスタートだと知りました。
自分を見つめ直し、知り合いとの会話やツイッターから、ひも解いていきます。
そうすれば紹介した本を読んでもらえそうです。
お客の使っている専門用語で書くと、文章がクドくならないです。
提供するものを「しっかり」理解する
売る商品やサービスをしっかり理解しておかなければいけないです。
商品を売る場合は、まずその商品を使ったり、試したりします。
サービスを提供する場合は、そのサービスを自分で体験することです。
実際に利用している人の話を聞き、ライバルのサービスを利用している人の話を聞きます。
そして、思いつくかぎりの特徴と利点をすべて挙げていき、重要度に応じて整理します。
そのときは商品やサービスを使えばどんなメリットがあるかよりも、特徴ばかり挙げることになりがちです。
私はしょっちゅうクライアントに念を押している。「人が買うのは物そのものではなく、その物が提供してくれることを買うのです」
究極のセールスレターより引用
レビューをするときはその商品の特徴だけではなく、それを使ったことでどんな利点があるのかを紹介する必要があります。
商品の特徴はインターネットなどで、簡単に調べられるからです。
例えば、ファイナンシャル・プランニング技能検定3級のテキストを紹介する場合は「国民年金・厚生年金といった年金の知識が深まり、お金の悩みが消えた」などです。
お客にメリットを説明できないと、商品は買ってもらえないです。
お客は使った人のメリットを求めています。
事前テストを行う
セールスレターを発送する前にちょっとした問題を見つけると、その手紙が成功しそうか失敗しそうかの感触がつかめます。
最後にちょっとしたきっかけで、改善できるからです。
セールスレターは黙って読んだり、声に出した読んだりしても、なめらかに「流れる」ことが大切です。
セールスレターは、すらすらと読めなければならないです。
また、誰あての文章かにかかわらず、短いに越したことはないです。
事前テストは電子メール、ブログ、SNSでも応用が効きます。
媒体が違っても、人がものやサービスを買う心理に、必要な情報を提供するのは変わらないからです。
声に出して読むと、文章のおかしなところに気づきます。
そこを修正すると、購入につながります。
このブログも声に出して読んで、チェックをしています。
まとめ:あなたもマーケティングのバイブルを手に入れる方法
ダン・S・ケネディさんが書かれた「究極のセールスレター」を紹介しました。
- 見込み客・クライアントはどんな人物か、何を望んでいるのかをしっかり突き止めないと、他のすべての努力がムダ
- 売る商品やサービスをしっかり理解
- セールスレターは、すらすらと読めなければならない
-顧客が抱える問題に共感をもち、解決策を提案するといった親身な態度で使っていただく限り-必要な商品を、必要な顧客に届けるための最高のツールになろう。
究極のセールスレターより引用
今回ご紹介したダン・S・ケネディさんが書かれた「究極のセールスレター」に興味がある方は是非、手に取って見て下さい。
コメント